【恵みの湯】日本一薬草とハーブにこだわる岐阜県の名サウナ
14回
私がサウナにはまるようになったきっかけの温泉が「恵みの湯」です。それまでもサウナで「ととのう」感覚は体感していましたが、恵みの湯に行ってからよりサウナの楽しみ方が広がった気がします。
良いサウナとは何か、他にもっと良いサウナがあるのか、恵みの湯から始まって岐阜県各地のサウナを巡るようになります。

恵みの湯は薬草・ハーブが自慢の施設で、館内すべてがほんのりハーブの香りに包まれているようです。とても清潔で綺麗な温泉ですし、香りの効果もあってかここに来るとリラックスして落ち着いた気持ちになります。

冬は薪ストーブが稼働していて、この炎の揺らぎを見ているだけでも癒されますね。
ハーブと各務原の水の温泉

岐阜では太古より薬草やハーブが多く生育し、奈良時代から天皇に献上され、後に織田信長によって広く栽培された歴史があります。
岐阜の歴史ある天然水と薬草・ハーブを恵みとしたために「恵みの湯」が平成8年に開湯しました。私と同じ年生まれです笑
薬草・ハーブの収穫最盛期には、水風呂や炭酸泉などいつも以上にハーブの香りたっぷりの温泉になるようです。
薬草・ハーブの眠り湯
恵みの湯のお風呂の中で一番好きな眠り湯。だいたいいつもヨモギが入っていますけど、香りがしっかりして、寝湯としての温度や深さの設計が丁度良いのです。
疲れいてるときに眠り湯につかっていると、意識が途切れて本当に何分寝ていたのか分からなくなる時があります。
眠り湯でじんわり体を温めてからサウナに行くのがいつものルーティンですね。
自社ハーブ農園

恵みの湯の近く「炉畑遺跡公園」の隣に自社ハーブ農園をかまえ、季節に応じて20~50種類の薬草・ハーブを栽培しています。
収穫された薬草・ハーブは恵みの湯の「眠り湯」やサウナの「ととのい生ハーブロウリュ」に使用されます。また、めぐみ食堂や入浴剤の材料に使用されているようです。
ととのい生ハーブロウリュ 蒸気サウナ

フィンランド式ロウリュの高温サウナで、香り高い薬草・ハーブがサウナ室内に充満しています。
ローズマリー、セージ、カモミールなど、季節に応じたハーブを使用しており収穫最盛期には「参加型生ハーブロウリュ」で、好みのハーブを投入する贅沢ロウリュも楽しめるようです。
普段は30分毎に定期的なオートロウリュがあり体感温度は結構高めに感じます。暑くて短時間しか居られない場合、サウナ室の下段のほうに座るといいでしょう。
ととのい椅子は室内にたくさんあって、深く腰掛けられるタイプなのでしっかりととのえます。リクライニングは外に2脚、内湯から露天への通路に1脚設置されています。

販売されている温浴・サウナグッズは雰囲気やトーンが統一されていてセレクトショップみたいです。
めぐみの食堂

「野菜・健康・ハーブ」がテーマの食事処で、温泉や銭湯の中にある飲食店としても恵みの湯は頭一つ抜けて美味しいです。
モーニングは580円~780円でドリンクにサラダ、たまご、自家製パンなどがついてお得。写真は好きなパンが一つ選べるフォカッチャの「しっかりモーニング 680円」です。
日替わりランチや定食もどれもお洒落で上品な味です。

季節の野菜ハーブスパイスカレーは、かなりスパイシーで辛いです。本格的なカレーを食べたい人にもおすすめ。サ飯としても人気のようです。
入浴せずに食事のみの利用もできるみたいですが、ランチの為に行くのもありなくらい美味しい食堂です。
| 大人 | 小学生 | 幼児 | |
|---|---|---|---|
| 平日 | 900円 | 350円 | 150円 |
| 休日 | 980円 | 450円 | 200円 |
| 回数券 | 6900円(8回) | – | – |
恵みの湯
URL:https://www.meguminoyu.jp/
- 岐阜県各務原市鵜沼各務原町2-68
- 平日/祝日 10:00~23:00
- 休日 8:00~23:00
- 臨時休業は公式サイト営業情報を確認
運営会社
株式会社日本温浴研究所
X:(株)日本温浴研究所 代表ホシヤマ

