関市のおすすめカフェ13選

ビーズカフェ

私が関市で最初に気に入ったカフェが、青いトレーラーハウスとOPENの電光掲示が目を引くビーズカフェでした。

パン屋兼カフェで、基本テイクアウトなんだろうけど店内とテラスが数席。パンを買いに来るお客さんはよく見ましたけど、店内で過ごす人は少ないので、落ち着いてコーヒーを飲みたい人におすすめ。店内はジャズがかかっていて、テラスでは犬を連れてきてもOKだそう。

オリジナルブレンド

コーヒーにはサービスで温めたパンをつけてくれます。もちもちしたパンは国産小麦(北海道はるよこい)使用。卵・防腐剤・保存料・イーストフード・マーガリンは不使用のこだわり。

店舗のトレーラーハウスは美濃加茂市の有名なパン屋「ベッカライ・フジムラ」から譲られたもので、パン作りも継承しているようです。

コーヒーは同じく関市のアダチカフェのオリジナルブレンド。私はアダチで飲むブレンドより、ビーズカフェで提供されるブレンドが一番美味しいと思います。しかもおかわり200円なのが嬉しい。

カフェひしや

古民家の一角を開放したカフェで、初めて訪れた際は本当に入っていいのか不安になったほどでした。車も敷地内に停めるので、こんなに家に侵入してしまって大丈夫なのだろうかと…笑

和室2組、洋室1組(テーブル大きい)の小さなカフェですが、かなりこだわりが詰まったお洒落なカフェです。

こちらの和室はギャラリーにもなっていて、常設展示や期間限定の作家さんのものが販売されていたりします。

洋室は吹き抜けになっていて解放感があり、アップライトピアノと本棚の文学全集がめちゃくちゃ好きです。洋室の構造が良いのか音響も素晴らしく、この小さなアンプとスピーカーだけでBGMがまんべんなく室内に響いてる。

バスクチーズケーキ

キャラメルバナナケーキ

コーヒーはイタリアンとフレンチの深煎り2種。個人的に極深煎りはあまり好きじゃないのでフレンチにしたのですが、嫌な苦みがなくて初めてこの焙煎度で美味しいと思いました。後日イタリアンも飲みましたが予想通り極深煎りでも美味しかったです。

ちなみにケーキはフリーのパティシエさんが委託で作られているようです。

金土日月の週4日営業。場所が関市武芸川町谷口ということで、私と同じ名前の住所であるところにも親しみを感じます。近所であれば週2くらいで通って本を読んで過ごしていたいです。

アイアン作家横井さんの線香立て

洋室の音楽

展示されているものの説明を聞いていると、本当に気に入っている素敵な作品を置いているんだなと感じました。

展示作品からコースターを購入してきました。「おおざる工房」というアトリエの平田佳子さんの作品。焼物、羊毛アイテム、アクセサリーなどを制作販売されています。

河原カフェ slowgreen

夏限定のかき氷「MIL POW(ミルパウ)」

MIL POW CHOCO NUTS ( チョコナッツ ) … 1,680yen

アイスコーヒー

カウンター席から長良川を眺めながらゆったりとカフェタイムを過ごせる関市の人気カフェ。関観光ホテルの1階にあり、宿泊者でなくとも利用できます。

定番のスイーツはフランスの伝統的なケーキ「オペラ」で、しっとり濃厚でコーヒーとの相性も良い。

ミルパウは値段が張るけど、ふわふわの新食感でほかでは食べられないタイプのかき氷です。普通の氷ではなく、凍らせたミルクを特殊な形状で削り出しているような感じ。オペラがかき氷にのっていてボリュームもあります。

人気店であることとホテル宿泊者も利用するので、いつ行っても混んでいます。景色も良いのでお店の回転も悪いのが少し気になりますね。今までも到着してからしばらく待つことが何度かありました。

平日のみ事前に席の予約ができるので、遠方から来られる場合などは予約しておいたほうが安心だと思います。近くでは小瀬鵜飼もやっているので、観光や宿泊がてらにおすすめのカフェでした。

Cafe PALANTINE(パランタイン)

関市の住宅街の一角に、目立たずひっそりと営業しているカフェがあります。モルタル塗りのクールな外観とは対照的に、店内はヴィンテージ家具など個性的なセンスが光る小さなカフェ。

3回ほど行きましたが、コーヒーもスイーツも何を食べても美味しいのです。

あまりメニュー数は多くないのですが、それだけ一品ずつこだわりぬいているような気がします。中でもプリンが人気のようです。

チョコバナナスムージーも美味しい。

アップルパイもおすすめ

ちなみに店名パランタインの由来は、店主が好きな映画の登場人物だそうです。おそらく1976年公開「タクシードライバー」だと思います。

マビッシュ

自宅を改装してテラス席を用意したテイクアウトメインのカフェ。関市では有名で人気なお店です。

手作りにこだわっており、シフォンとキッシュがおすすめ。シフォンケーキは一度テイクアウトしたことありますが、大きくてふわふわで、お土産にもぴったりでした。

コーヒーとカップケーキ

ランチ終わりだったので品数が少なくなっていますが、どれも美味しそうなので迷います。

一番人気メニューはキッシュだそうですが、売り切れだったのでまたリベンジしに行きます。

カフェ・アダチ

関のカフェといったらアダチ。関市内のみならず、岐阜県内の多くのカフェでこちらのお店のコーヒー豆が卸されています。

コーヒーやカフェが好きな人であれば、関市で聞かないことはまずないでしょう。市役所内のカフェでもアダチの豆が使われています。

その実績の根拠に岐阜県初のQグレーダーという、コーヒーの評価をする味覚鑑定士である専門技能者がいることでしょう。東海地方を中心に事業者向けのオリジナルブレンドの開発、コーヒー豆の卸、コーヒー教室やカフェ開業コンサルなども展開しています。

お店の前を通るとコーヒー豆を焙煎している香りが道路にまでただよっています。それだけ豆を焼く量も多いのだろうなと思います。

アダチブレンド

優しいまろやかな口当たりと甘い後味が特徴の定番ブレンド。

ほかにバランスの取れたマイルドブレンド、酸味を抑えた深煎りのイタリアンブレンドなど。関市ならではの刀匠ブレンドは刀をイメージして、シャープでキレの良いブレンドに仕上げているそう。もちろんストレートコーヒーなども種類豊富でした。

常連客も遠方からのお客さんも多いので、タイミングによってはしばらく待つ必要があります。

珈琲屋夢庵

「インフィニティコーヒー」や「美肌若返りレギュラー」といったユニークな名称でメニュー展開する喫茶店。コーヒーは普通のコーヒーですが、他のカフェとは一線を画す独自の表現が特徴です。

コーヒーの焙煎度と成分量などの目安がメニューに載っているので、初めて飲むコーヒーを選ぶ際に参考になります。

モーニングは14時までやっていて、シナモントーストとコーヒーをいただきました。ドリンク代だけで十分なサービスです。

難点をあげるなら、メニュー表のデザインがかなり分かりづらいことでした。

価格もリーズナブルですし、関市のモーニングでおすすめです。

喫茶ママンヌ

私が関市に住んでいたころの最もお気に入りのカフェの一つが「ママンヌ」です。

昭和レトロなコンセプトに徹底しており、現実離れした世界観とお店の居心地の良さに癒されます。店主の人柄もママンヌの魅力ですね。

昭和レトロ好きな人にはたまらなでしょうけど、そこにあまり興味がない自分でもここまで世界観ができていると感心します。ディズニー好きじゃなくても、あの夢の世界の雰囲気に飲み込まれるような、そういう心地良い世界が出来上がってるイメージ。

靴を脱いで上がる店内、柔らかい絨毯やふかふかのソファに座って本を読んでいると時間を忘れます。

そしてコーヒーが美味しい。毎回ブレンドをオーダーしますけど、飽きのこないバランスの良さと味が安定しています。

ケーキは月替わりなので、リピートする楽しみもあるんですね。

お店の営業日がちょっと変則的で、毎月15日~27日の営業となっています。1ヶ月の半分ないくらいなので、気になっている人はぜひ行ってみてほしいです。

メニューに学生のかたはテストの点数だけ値引きするとあったので、こういうお店が学生時代に近くにあったら嬉しかったなと思う。

茶房宗休

関市善光寺境内の宿坊カフェ「茶房宗休」に行ってきました。関市のお寺といったら善光寺でしょうか。日本唯一の卍字型の戒壇巡りとして有名です。

その境内にある珈琲と甘味のカフェ「茶房宗休」がおすすめで、雰囲気も味も街中のカフェを越えるクオリティだと思います。

そしてこちらは関の焼き菓子カフェ「マビッシュ」の姉妹店でもあります。

たまごサンドと水出しアイス

出汁がじゅわっとしてるたまごサンド。パンが濡れるけどみずみずしい玉子焼きの味を優先してる感じです。卵は山田農場のもので、関市の倉知にある養鶏場ですがとても美味しい卵です。山田農場で直売もされていて、お値段もスーパーのものよりちょっと高いくらいなので、味とのバランスを考えたら満足度高いですよ。

水出しアイスコーヒーは半日かけて抽出するコクのあるコーヒーです。夏限定で暑い日にスッキリおすすめの一杯。ちなみにブレンドは3種、シングルオリジンもあってコーヒーのこだわりもすごい。

このカフェで1日1組限定の宿泊もできて、1泊15,000円くらいでお寺の中の非日常な時間を過ごせるようです。浴室檜張りのヒノキ風呂も温泉好きとしてはいつか泊まってみたい場所です。オプション2,000円で宿坊体験の鐘撞、座禅、写経など、善光寺で姿勢を正して自分と向き合う貴重な体験もできるそう。

喫茶ギャラリー ムース

特徴的な大きな外観の喫茶店、ギャラリーも併設していて、関市では意外と穴場だと思います。

モーニングは8時~11時、午後になってもドリンク代に+300円でちょっと豪華なブランチプレートにできます。トーストやサンドウィッチなどの軽食と、ランチにはやきそば、カレー、スパゲッティなど喫茶店らしいメニューをラインアップ。

ブレンドは500円ですが、ミルク系や生ジュースなどが700円~800円とちょっと高めの価格帯ですね。

ブランチプレート

コーヒーはサイフォン

魚型に焼いたトーストが特徴的で、プレートは品数も多くて満足できます。しかもどれもめちゃくちゃ美味しい。

グレープフルーツが入ったマリネのサラダ、ホタテの貝柱から出汁が出てるスープ、マーマレードが入った甘酸っぱいプリンなど、どれも一品ずつ一手間かけている印象。

コーヒーは珍しいサイフォンなので、苦み強めですが熱々で美味しかったです。

干支の陶板

ギャラリーでは作品の販売もされているので、気に入った作家さんのものがあれば購入して行けます。

常連さんが多いですが、食事が美味しく開放的な店内は、初めてでも落ち着いて過ごせると思います。


関市のおすすめカフェの中から、さらに個人的に好きなお店を3店舗ピックアップしました。

喫茶ママンヌ

自宅でくつろいでいるのかと錯覚するほど居心地の良いカフェ。月替わりでスイーツが変わるので、毎月通う楽しみもある。

究極の昭和レトロな世界が、日常とは違う感覚でゆっくり過ごしたい日におすすめ。

ビーズカフェ

コーヒーが美味しい、パンが美味しい。あと水も美味しい(レモンとローズマリー)が入ってる。

パンはサービス、コーヒーのおかわり200円なのでつい長居したくなる。

犬を飼ったら絶対にテラス席でコーヒーを飲む。

カフェひしや

遠くてもわざわざ行きたい素敵な古民家カフェ。品があって、落ち着いていて、珈琲とスイーツが美味しい。

ギャラリー展示もこのカフェに似合う作品がよく並んでいる。

もし近くだったら週7で通いたい。