【おおざる工房】平田佳子さんの作品が好きなので陶芸体験もしてきました(作品5点完成)
関市武芸川町の「古民家カフェひしや」のギャラリーで展示されていた、ある焼物がとても魅力的でした。平田佳子さんという焼き物や羊毛の作家です。
偶然見つけた作品でしたが、同じ作家さんの他の作品も気に入り、そのかたのアトリエで陶芸体験までさせていただきました。
うしうしコースター

最初に手に入れた平田さんの作品。昔、酪農関係の仕事をしていたのもあり牛は好きな動物です。

体毛を「うし」の平仮名で表現しているところがセンス抜群。独特の風合いの絵柄で、ゆるいけど狙った「ゆるかわ」じゃない感じも気に入ってます。

コースターとはいえ完全に平面ではない手仕事らしいつくり、側面にさりげなく彫られたサインもいいですね。
私はコースターとしてではなく、インテリアの陶板としてかざっています。
平田佳子さんの独特な感性

再び「カフェひしや」に訪れた際、またもや平田さんの作品を購入します。たぶん羊モチーフのブローチです。人生で始めてブローチを買いました。
この時に平田さんが手掛ける独特な感性が自分にはまるんだなと気づきました。
カフェひしやのオーナーから平田さんがギャラリー展示をすることや、陶芸体験なども実施していることを伺い、さっそく本人に会える機会を得ます。
おおざる工房へ

「毎日の食事や暮らしにうふふと楽しくなる器やアクセサリー」がコンセプトの、平田佳子さんのアトリエへ行きました。
※アトリエの写真の掲載許可は頂いています。

過去に制作してきた器や置物、アクセサリー等がたくさんあります。ちなみに陶芸体験をして、実際にろくろを回したあとにこの作品置き場を見ているので、これらの作品たちが生まれてきた重みへの理解が少し深まります。
大量の作品たち、独特な形状のものから実用的なものまで。羊毛作品もあって、ゆるい動物がかわいいですね。
せっかくの機会、この選びたい放題の大量の作品の中から、自分が一番気になった作品を購入していきました。ギャラリーやイベントでは見られない、ここに足を運んだ人だけの楽しみです。

うさぎが好きなので、使い道は思いつかないけど置物としてゲット。耳が繊細についていて良いですね。顔や手がラフに描かれてるのも気に入ってます。

中に小物を入れられるようになっています。
陶芸体験

日本最大の陶磁器産地である岐阜に住んでいるのだから、一度は陶芸体験をしてみたいとかねてより思っていたため、とても良い機会に恵まれました。
そして実際にこのろくろを使ってみると、まあ難しい。まずきちんと中心をとらないと回転でどんどんぶれてきます。そして器の高さを出すのが見ていると簡単そうですが、やってみると超難しいです。
さらに口を広げようと外側に倒していくほど、土の重みでつぶれていきます。つまり平皿のような形をろくろで作るのはとても難しい。

ということで私が作ったのは全部で5点。体験当日まではせいぜい湯のみくらい作れればいいかな、くらいに思っていたのですが、時間の許す限り色々作らせてくださいました。
体験料として3,000円、後日焼き上がって100gあたり300円です。焼き上がりは平田さんが多くの作品をまとめて窯に持って行ったタイミングになるので、半年~1年以上など…気長に待てるかたにおすすめです。

湯のみと茶碗のような小皿のような…。焼くと少し縮むのでもう少し大きく作りたかったのですが、綺麗な形をとどめていられるのはこのサイズが限界でした。
ろくろを使う際に左利きの私は回転方向に違和感があったのですが、平田さんがその様子を察してろくろを逆回転させてくれたりとケアしてくれました。

こちらの平皿は既製品のお皿を型にして作ったもの。
私も牛の絵を、あえて何も見ないで想像で書きました。自分の絵心とセンスのなさが悲しい。

最後に置物。犬が座っている置物ですが、こちらもなんだか残念なクオリティ。そういえば学生のころの美術の評価は2でした。
おそらく忘れたころに焼きあがった連絡がくると思うので、楽しみに待っていようと思います。
貴重な体験ができたことは忘れないように、また機会があれば自分の器作りに挑戦していきたいですね。

焼きあがりました

半年経ったかどうかくらいの頃に連絡が来て取りに行きました。
1日3,000円
焼き上がり100gあたり300円で、今回は1800円。体験込みで5点作って5,000円なのでかなりお得な気がします。


ろくろで湯のみを作ったつもりですが、焼き上がるとだいぶ縮むので湯のみとしては使えないサイズになりました笑
形は綺麗に出来ているので一番気に入りました。小さくイニシャルのYを彫っています。


ヤマザキ春のパン祭りのお皿を型に成形した平皿。牛の絵柄は味すらも感じない下手な絵で残念です。


ろくろで平たいものも作ってみたかったのですが、本当に難しくて小さい豆皿サイズが限界です。こちらも形は綺麗に決まったので気に入ってます。


最後に犬を模した置物ですが箸置きになりました。厚みのあるものは土の中に空気があると焼いた際に爆ぜる場合があるので、あまり大きなものは作らないほうがいいようです。
自分でやってみるから分かること
偶然に惹かれた一枚のコースターから始まり、気づけば作家さんの世界観に深く触れ、自分の手でも焼きものへのチャレンジに繋がりました。作品を「買う」だけでなく、その裏側にある手仕事の難しさを知ったことで、日々の中で器を見る目も少しだけ変わった気がします。
焼きものの仕上がりはもちろん、アトリエで経験した時間や、土に触れて感じたつくることの楽しさは、この先も貴重な体験として残り続けそうです。







